ぎっくり腰について
ぎっくり腰は、重たいものを抱えたり身体を前に倒したりすることによって、筋肉を構成している筋組織が一部損傷してしまうことで起こる急性症状のひとつです。
発症の際は、体内で「グキッ」「ビキッ」といった音が鳴るような感覚があり、直後にズキズキとした痛みを伴います。状態によっては立位保持や前かがみの姿勢が困難になり、腰の可動域が狭くなってしまう場合があります。
ぎっくり腰の症状
ぎっくり腰の症状は、患部のズキズキとした痛みや熱感の他、起き上がりや立ち上がりの動作がやりにくくなることが挙げられます。
痛みを我慢して放置すると、しびれやむくみを伴うだけでなく、慢性痛に移行したり頚部・背部・下肢など、他の部位へ痛みが広がったりすることがあります。その結果、腰椎ヘルニアや坐骨神経痛を併発する可能性もあります。
ぎっくり腰の原因
ぎっくり腰の原因は、筋力の低下や猫背、ストレートネックなどの不良姿勢による腰部への負担が挙げられます。
その他にも、O脚やX脚、扁平足、ハイアーチ、外反母趾などによって身体の重心バランスが乱れることで引き起こります。
一般的な治療方法
一般的には、下記のような治療法を行う場合が多いです。
・軟部組織に対しての治療:手技療法、電気療法、鍼治療、矯正など
・安静療法:コルセットの装着、身体を動かすことをできるだけ控えるなど
改善の流れ
一般的に、発生してから約2週間程度は患部の熱感と強い痛み、腰などの可動域低下がみられます。
適切な治療を行っている場合、その後徐々に痛みが軽減し、動きが回復します。
ぎっくり腰は当院にお任せください
当院では、ぎっくり腰の経過に合わせた施術を行っております。急性期は筋肉などの軟部組織に対しマッサージや電気、鍼治療、矯正治療を行い、炎症の改善と身体の可動域を改善していきます。
炎症期が過ぎた後は、ぎっくり腰を発症した原因を評価し、再発の予防や痛みが出にくい身体づくりを行います。ぎっくり腰でお悩みの方はお気軽にご相談ください。